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採点の重大な疑問/キム・ヨナのスコアの謎 ― 世界フィギュアスケート選手権2009
JUGEMテーマ:スポーツ
世界フィギュアスケート選手権が終了しました。
結果は、1. キム・ヨナ、2. ロシェット、3. 安藤美姫、4. 浅田真央、という驚くべきものでした。
(参考: http://www.isuresults.com/results/wc2009/ )

今回の試合は、採点に重大な問題があった言われていますが、特に、キム・ヨナとロシェットのスコアには不可解な点が多かったです。具体的に目につく点を挙げてみます。

(1) PCS(芸術性等)の謎:

PCSは、試合ごとに大きく変動するものではありません。また、キム・ヨナとロシェットは、昨シーズンからほとんど実力は伸びていません。しかし、下記のとおり、キムとロシェットのPCSは、昨年の同大会から10点以上も伸びています。これは、どう考えても異常です。

真央選手とキムを比較すると、昨シーズンは真央選手が約3点上でした。これが正当な評価であり、本来、表現力は真央選手がキムより上なのです。しかし、今大会では、キムのほうが8点以上も上になってしまっています。こんな滅茶苦茶な話はありません。

ロシェットについては、地元開催五輪に向けての布石で、今のうちにPCSを上げておこうという魂胆でしょうね・・・。

【世界選手権のPCSの推移】

■今回(2009年):
真央: SP: 30.16, FS: 62.88 → 合計 93.04  (前回比 + 3.59)
キム: SP: 32.72, FS: 68.40 → 合計 101.12 (前回比 + 14.42 !!?? )
ロシェット: SP: 30.40, FS: 62.80 → 合計 93.20 (前回比 + 12.59 !!?? )

■前年(2008年):
真央: SP: 28.88, FS: 60.57 → 合計 89.45 (1位)
キム: SP: 28.14, FS: 58.56 → 合計 86.70
ロシェット: SP: 26.54, FS: 54.07 → 合計 80.61

(2) GOEの加点の謎:

ここでは、特に、キム・ヨナのGOEの異常な加点ぶりを見たいと思います。例をあげればきりがありませんが、例えば以下のとおり:

■ フリーのストレートラインステップ:

周知のとおり、真央選手の「仮面舞踏会」の終盤のステップは、通常より長い45秒にわたるもので、複雑で難度も高いものです。一方、キムのステップは平凡で特筆すべき点はありません。しかし、以下のとおり、実態に反して、キムのほうがステップのGOEが高くなっています。絶対におかしいです。

【フリーのステップ】
真央: SlSt3: GOE: +0.90
キム: SlSt3: GOE: +1.00  !!??

■ フリー終盤のダブルアクセル:

真央選手もキムも、フリーの最後のジャンプはダブルアクセル(2A)です。どちらも、特に特徴的なところはありませんが、なぜか、アクセルが得意な真央選手より、キムのほうがGOEが倍以上も高いです。不思議でなりません。

【フリーの最後の2A】
真央: 2A: GOE: +0.40
キム: 2A: GOE: +1.00 !!??

(3) キムの演技構成と評価の謎:

今大会のフリーで、キム・ヨナがまともに跳んでいる3回転ジャンプは2種類しかありません。
・ルッツ
・トゥループ(これも回転不足の疑惑があるが)
だけです。
(フリップは不正エッジ、サルコウは失敗、ループとアクセルは試行せず。)

また、フリーで、キムは、ダブルアクセル(2A)を3回も跳んでいます

これは、バランスの面で問題があります。ISUは、フリーでの2Aの試行回数を2回までに制限するとか、GOEの加点幅を他の2回転に合わせて縮小するべきです。2A乱発でスコアを稼ぐ手法は、トップクラスの選手として恥ずかしいことです。2Aが多いプログラムには、PCSのスコアが低くされてもいいと思いますが、実際は、キムのPCSは高いままです。

・・・・・・
以上の一連の不可解な採点は、一種のアクシデントだと思います。

今回、キムは207点出しましたが、本来のスコアは、せいぜい190点くらいでしょう。

もちろん、悪意によるアクシデントだとしたら許されませんが、最近の、韓国とカナダの一部の人間の結びつきを考えると、そうした黒い噂も疑わざるをえません。
ISUと日本スケート連盟には、今後、このような「事故」が二度と起こらないよう、再発防止の取り組みをお願いしたいです。各ジャッジの採点傾向の分析が絶対に必要です。

個人的には、もう、キム・ヨナが出る試合は見たくありません・・・・・
また、キム・ヨナのスコアは、公式なスコアとしては認識しないでおこうと思います。ISUも、公式記録から、今大会のキム・ヨナのスコアは削除してくれたら、と思います。
こんなことが続くようだと、もう、フィギュアスケートに対する関心が薄れそうで怖いです。キム以外の選手のモチベーションが下がることも心配です。
 
 
blog1 | ▲ フィギュアスケート・一般 | 19:37 | comments(83) | trackbacks(1) |
フィギュアスケートGPシリーズ2007総括・GPファイナル展望
フィギュアスケート・グランプリシリーズ2007/2008が終了しました。女子シングルについて総括いたします。
※[参考]過去のまとめ記事:06/07シーズン, 05/06シーズン
各大会での女子の各選手のスコア(上位のみ)は以下のとおり:
No, [開催地#順位], 得点, 名前, (所属国)
01 [RUS#1] 197.20 キム・ヨナ (KOR)
02 [CHN#1] 180.68 キム・ヨナ (KOR)
03 [FRA#1] 179.80 浅田真央 (JPN)
04 [CAN#1] 177.66 浅田真央 (JPN)
05 [RUS#2] 172.77 中野友加里 (JPN)
06 [RUS#3] 169.91 ロシェット (CAN)
07 [CAN#2] 169.43 中野友加里 (JPN)
08 [CAN#3] 168.18 ロシェット (CAN)
09 [JPN#1] 164.69 コストナー (ITA)
10 [USA#1] 163.23 マイズナー (USA)
11 [JPN#2] 163.17 マイアー (SUI)
12 [CAN#4] 162.42 ヒューズ (USA)
13 [USA#2] 161.89 安藤美姫 (JPN)
14 [FRA#2] 158.74 マイズナー (USA)
15 [FRA#3] 158.63 ワグナー (USA)
16 [CHN#2] 156.34 ジャン (USA)
17 [JPN#3] 154.83 武田奈也 (JPN)
18 [RUS#4] 154.26 コルピ (FIN)
19 [USA#3] 153.35 ジャン (USA)
20 [CAN#5] 150.06 ワグナー (USA)
21 [RUS#5] 148.15 村主章枝 (JPN)
22 [CAN#6] 148.05 武田奈也 (JPN)
23 [CAN#7] 147.69 レピスト (FIN)
24 [FRA#4] 147.15 マイアー (SUI)
25 [JPN#4] 145.81 安藤美姫 (JPN)
26 [CAN#8] 145.69 グレボワ (EST)
27 [JPN#5] 145.58 レピスト (FIN)
28 [FRA#5] 144.57 リュン (CAN)
29 [JPN#6] 144.32 シズニー (USA)
30 [CHN#3] 143.86 コストナー (ITA)
青字はGPファイナル進出選手
◇ 分かりやすく書くと以下のとおり(※数字は2試合の合計スコア。今季前半の調子を比較したもので選手の真の実力の比較ではない):

キム・ヨナ(377.88) > 浅田真央(357.46) > 中野友加里(342.20) ≧ ロシェット(338.09) > マイズナー(321.97) > マイアー(310.32) ≒ ジャン(309.69) ≒ ワグナー(308.69) ≒ コストナー(308.55) ≒ 安藤美姫(307.70) ≧ ヒューズ(302.92) ≒ 武田奈也(302.88)・・・。

◇ 残念だったのは・・・
安藤美姫がファイナル逃す。澤田亜紀・浅田舞の不調(NHK杯では、澤田欠場→浅田舞途中棄権)。浅田真央がトリプルアクセル跳ばず。中国大会で、日本人選手の連続表彰台記録が途切れる(約3年ぶり)。
◇ 全体的に昨季より、スコアが低めだった。これは、ジャンプの回転不足が厳しくとられる試合が多かったこと(特に米国大会)、またルール改正により不正エッジの判定が厳しくなったことが原因だろう。
日本人選手の表彰台占有率は 33%(=6/18)。昨季(9/18)から大幅減。村主の不調が響いた。世代交代がスムーズに行ってない?一方、米国は 5/18。来季は抜かれるのでは。
◇ テレビ中継は昨季と同様だった。特筆すべき点は、NHK杯が地上波で生中継されたことと、BS朝日の放送のクオリティが高かったこと(特にロシア大会は生中継、画面の文字が少なく、実況も控え目だった)。地上波のテレ朝は、相変わらず、騒音・無駄な文字の表示が絶えなかった。
◇ 詳細はこちら: Grand Prix of Figure Skating 2007/2008 FINAL RESULT

■GPシリーズ展望・予想の反省

当ブログでは、6月にGPシリーズの展望・ファイナル進出予想の記事を書きました。その反省をします。
以下、◆予想 → その結果、の比較。

◆ 試合間のレベルの差が小さい。強いて言えば、NHK杯がやや低レベルか。
→ ○:予想どおり、試合間のレベルの差は昨季より小さく、NHK杯は低レベルだった。カナダ大会・ロシア大会がややハイレベルだった。

◆ キム・ヨナは特に組合せに恵まれている。順当にいけば2試合とも楽勝かも。
→ ○:2試合とも圧勝でした。

◆ 浅田舞は当初1試合のみのエントリー予定だったが、昨季と同様に後で追加され、2試合になることを期待…。
→ ○:NHK杯に急遽出場が決まったのはよかったが、残念ながら体調不良によりSPのみで途中棄権となった。

◆ 試合間のレベル差がなく、出る試合による有利・不利がないため、単純に実力のある選手・高得点をとれる選手が、ファイナル進出を決める。
→ △:上記のとおり、必ずしもスコア順ではなかった。

◆ GPファイナル進出のボーダーラインは昨季よりやや下がって、2位・3位〜2位・4位あたり。
→ ○:2位・3位(キャロライン・ジャン)がボーダーでした。

◆ 主力選手同士が2試合同じ試合に出場する場合、一方が好調だと他方が煽りを受けてファイナル進出争いに影響する。ロシェットvs中野友加里に注目。
→ ○:上記のとおり、ロシェットは、スコアだけなら出場選手中4位だったのに、中野と2試合当たったのが響いてファイナル進出を逃しました。彼女は、ここ最近ずっと僅差でファイナルに行けてません。

◆ ジャンは、成長次第では、表彰台、ファイナル進出の可能性も十分にある。
→ ○(?):本当に、可能性はあるという程度でしたが、スコアの割に運良く2試合とも表彰台、ファイナル出場を決めました。スコアの面では、同じジュニア上がりのワグナーとほとんど変わりません。ただ、ジャンプの回転不足さえ解消できれば、来季はもっと上位を狙えるでしょう。

◆ ファイナル進出予想: 浅田真央、キム・ヨナ、マイズナー、安藤美姫、中野友加里、コストナー(僅差で、ロシェット、マイアー、ジャン、村主章枝が追う)。
→ △:キム・ユナ(30pt)、浅田真央(30pt)、マイズナー(28pt)、コストナー(28pt)、中野友加里(26pt)、ジャン(24pt)がファイナル進出決定(補欠:マイアー、安藤、ロシェット)。・・・5人当たり・1人ハズレ(安藤美姫→×、ジャン→○)でした。NHK杯の SP終了時点では、予想どおりになるかと思ったのですが、フリーで安藤美姫があれほど大崩するのは予想外でした。昨季は予想以上に好調でしたが、今季は逆でした。予想がつきにくい選手ですね。

■グランプリファイナル展望:

ファイナルは、12/13〜12/16に、トリノ(イタリア)で開催されます。女子は、キム・ユナ、浅田真央、キミー・マイスナー、カロリナ・コストナー、中野友加里、キャロライン・ザン、の6名が出場予定。昨年に続いて出場するのは、キム、浅田の2名のみ。また、2年前のトリノ五輪と同じ会場での開催となるが、トリノ五輪経験者は、マイズナー、コストナーの2名のみ。

詳細はこちら:ISU Grand Prix of Figure Skating Final 2006/2007。テレビ朝日系で放送予定あり(録画中継)。注目ポイントは以下のとおり。

◆(1) 世界選手権・優勝争いの前哨戦(浅田vsキム):
今の女子シングルでは、浅田真央・金妍兒の2人の実力が突出していると言えるでしょう。GPシリーズでは、キム・ヨナが好調でしたが、浅田真央は、調整が遅れ気味だったり、トリプルアクセル(3A)を敢えて跳ばなかったりで、得点面ではキム・ヨナがリードしました。しかし、シーズン中盤に入った現時点で、2人が同じ試合に出た場合どちらが勝つのか、興味あるところです。GPファイナルは、その決着をつけると同時に、世界選手権の優勝争いの前哨戦にもなる試合だと思います。

当ブログでは、2人を含む上位選手の実力について、昨季末の時点で簡単に考察を書きました(世界選手権の生観戦記の記事)。当時、ノーミス対決なら、浅田真央は210点前後、キム・ヨナは200点前後だろうと書きました。今季になって、その差は縮まったと思います。(あるいは、安定感まで考慮すると、一時的に逆転している状態にあるかもしれません。)理由は、
・浅田真央は、スピン・ステップは向上しているものの、ジャンプで点を落としている(ルッツが不正エッジで減点がされている。昨季入れていた2A+3Tを今季はまだ入れていない。SPの3F+3Loでミスが続いている。)
・キム・ヨナは、昨季から安定感・スタミナが向上した(腰の故障が治ったおかげ?)。3Loを跳べるようになった。
・・・今では、浅田真央は(2A+3Tまたは代替のもの跳んで)210点前後、キム・ヨナは205〜210点くらいが上限でしょうか。

◆(2) 世界選手権・代表一番乗り争い(浅田vs中野):
今年も、GPファイナルで最上位のメダリストは、世界選手権代表に事実上内定となります。昨季は浅田真央が内定をとりましたが、今季はどうでしょうか。浅田・中野の2人ともメダルが取れないという事態は考えにくいため、2人の上位のほうが代表一番乗りとなるでしょう。マスコミは3A対決と煽るかもしれないが、あまり関係ないでしょう。GPカナダ大会では、浅田が3Aを回避し、中野が3Aを跳んだにもかかわらず、フリーで浅田のほうが大差で勝ってます。PCSで点を稼げる分、浅田が圧倒的に有利ですが、ジャンプに関しては、3Aよりもむしろ他の3回転ジャンプの出来(特に回転不足となるジャンプの数)が鍵を握るように思います。

(※ GPファイナルの順位予想はしません。GPファイナルは、出場することに意味があります。出場するだけで、ほとんどの場合、世界ランキングのポイントを大幅に上積みできるのです。また、選手としての格と知名度も上がります。ファイナルでの順位自体にはあまり意味はありません。テレ朝が言うような「世界一決定戦」ではありません。)

「ワールド・フィギュアスケート 30」(新書館)
「浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック」(EMI MUSIC JAPAN)


blog1 | ▲ フィギュアスケート・一般 | 05:24 | comments(4) | trackbacks(0) |
フィギュアスケート・グランプリシリーズ2007/2008展望
ISUからフィギュアスケートの来季GPシリーズのアサインメントが発表されました。
詳細はこちら:2007/2008 ISU Grand Prix of Figure Skating

女子シングルの展望を書いてみたいと思います。
(まだ、出場予定選手の変更もあるだろうし、選手の調子の変動もあるだろうし、各選手の新プログラムもまだ見てないので、今からあれこれ予想しても仕方がない、ということは承知しつつ・・・)

まず、主力選手を実力によりグループ分けすると、以下のようになると思います:
第1グループ: 浅田真央、キム・ヨナ、安藤美姫、マイズナー
第2グループ: ロシェット、コストナー、マイアー、中野友加里、村主章枝、ジャン、ヒューズ
○ 第3グループ:(省略)

・・・これを踏まえて、各大会に出場予定の注目選手(+日本人選手)を並べて書くと・・・
■主な出場予定選手(07/08 GPシリーズ):
[USA]: 安藤美姫, マイズナー, ジャン, ヒューズ, コルピ, ゲデバニシビリ, マルケイ, 浅田舞
[CAN]: 浅田真央, ロシェット, 中野友加里, ヒューズ, ワグナー, 武田奈也
[CHN]: キム・ヨナ, コストナー, 村主章枝, ジャン, ポイキオ, シズニー, セベスチャン, B.リャン, マルティノワ
[FRA]: 浅田真央, マイズナー, マイアー, ワグナー, 澤田亜紀, マルケイ
[RUS]: キム・ヨナ, ロシェット, 中野友加里, 村主章枝, セベスチャン, コルピ, B.リャン, マルティノワ
[JPN]: 安藤美姫, コストナー, マイアー, ポイキオ, シズニー, 澤田亜紀, ゲデバニシビリ, 武田奈也
《日程》
[USA] 10/25〜10/28: スケートアメリカ (アメリカ・レディング)
[CAN] 11/01〜11/04: スケートカナダ (カナダ・ケベックシティ)
[CHN] 11/08〜11/11: カップ・オブ・チャイナ (中国・北京)
[FRA] 11/15〜11/18: エリック・ボンパール杯 (フランス・パリ)
[RUS] 11/22〜11/25: カップ・オブ・ロシア (ロシア・モスクワ)
[JPN] 11/29〜12/02: NHK杯 (日本・仙台)
[___] 12/13〜12/16: グランプリ・ファイナル (開催地未定)
-----
▲2007/06/14追記: グランプリファイナル開催地はイタリア・トリノに決定。
-----

※曜日はいずれも、木〜日。

【まとめ】
・前季と比べると、有力選手が非常にバランスよくバラけていて、試合間のレベルの差が小さいです。強いて言えば、NHK杯がやや低レベルか。世界選手権の1〜3位(安藤、真央、キム)、4〜6位(マイズナー、中野、コストナー)は、それぞれ同じ試合に出ないことになっているようなのですが、世界選手権の上位に有力選手が集中していたため、うまく分散したということでしょう。(前季は、有力選手が前の世界選手権(カルガリー大会)の上位に揃っていたわけではないので、バランスが悪くなっていた)。

・しかし、言い換えると、トップ選手同士のハイレベルな対決があまり見られないのは、物足りなくもあります。キム・ヨナは特に組合せに恵まれてますね。順当にいけば2試合とも楽勝かも。浅田真央、安藤美姫は、1試合ずつマイズナーと当たるので、フランス大会とアメリカ大会は少し面白くなるかもしれません。ただ、これらのトップ選手については、勝負よりもスコアに注目したいです。バンクーバーオリンピックに向けて、得点や演技構成の面で誰がリードするのか、気になり始めるシーズンになると思います。

・国別の出場試合延べ人数では、アメリカ14、日本13で、アメリカのほうが多い。次のシーズンではサーシャ・コーエン、長洲未来も入ってくるかもしれないことを考えると、アメリカの層の厚さは実に脅威。

・日本勢では、前季と比べると、恩田と武田が入れ替わった形。浅田舞は1試合のみのエントリー。ただ、浅田舞は、前季も、当初1試合の予定が2試合に増えたので、今回も後で増えることを期待…。しかし、浅田姉妹は今年「日加観光親善大使」になっていたので、2人ともカナダ大会かと思ってたら、真央だけでしたね。浅田真央は、カナダ・フランスになりましたが、カナダは世界ジュニアで優勝した国、フランスはシニア2戦目で初優勝した国なので、相性はいいと言えるでしょう。安藤は、真央・中野・村主とは1試合も当たらないのですね。日本人同士の対決からは事実上解放されて気楽でしょうね。世界チャンピンになったことへのご褒美でしょうか。

・NHK杯は、出場選手の顔ぶれが少し寂しいような…。チケットは今季より取りやすくなるだろうけど、仙台まで遠いので、今回は会場での生観戦はしないかも。(そうなると、何としても全日本選手権は、なみはやドームまで観に行かなくては…。)

・テレビの中継は、今年もNHK杯以外はテレビ朝日がやるのだろうか。浅田真央をNHK杯に持っていかれなくてテレ朝も大喜びかもね。それにしても、テレ朝は、視聴者の声にもっと耳を傾けてほしいものです。昨年、当ブログでもこちらに苦情を書きましたが、全く改善されませんでした。

【ファイナルに向けて】
・上記のとおり、試合間のレベル差がなく、出る試合による有利・不利がないため、単純に実力のある選手・高得点をとれる選手が、ファイナル進出を決めると思われます。

・主力がバラけたことから、2試合優勝する選手が複数出るかもしれません(前季は2試合優勝する選手がいなかった)。そうなると、GPファイナル進出のボーダーラインがやや下がることが予想されます。2位・3位〜2位・4位あたりになるでしょうか。

・主力選手同士が2試合同じ試合に出場する場合、一方が好調だと他方が煽りを受けてファイナル進出争いに影響することがあります。2季前は荒川静香が浅田真央に2戦連敗してファイナル進出を逃し、前季はマイスナーが安藤美姫に2戦連敗してファイナル進出を逃しました。今回、そのパターンに該当しそうなのが、キム・ユナvs村主章枝、ロシェットvs中野友加里の2組です。特にロシェットvs中野友加里は、実力が拮抗していてファイナルのボーダーライン近くに位置しそうなので、両選手の対決は注目です。

キャロライン・ジャンがどこまでやれるのか、気になります。ジュニアを1年で卒業というのは浅田真央と同じパターン。浅田真央は、シニアデビューのGPシリーズでは2位・1位でファイナルに進出し、ファイナルでスルツカヤを破って優勝してしまったのだが…。ジャンは、当時の浅田真央ほどの完成度はないが、成長次第では、表彰台、ファイナル進出の可能性も十分にあるでしょう。

・当ブログでは、2シーズン続けてグランプリファイナル進出選手の予想をし、外し続けてきました。今回も懲りずに予想したいところですが、まだ不確定要素が多いので、現時点では明確な予想は避けます。ただ、各選手の実力や出場する試合の組合せを考慮して、ファイナル進出の確率が高い選手を順に挙げるとしたら、こんな感じでしょうか:
キム・ヨナ ≒ 浅田真央 ≧ 安藤美姫 > マイズナー >> コストナー ≒ ロシェット ≒ 中野友加里 ≧ マイアー ≒ ジャン ≒ 村主章枝 > ヒューズ ≧ シズニー ≒ ポイキオ ≒ ・・・
===================
■ 2007/10/21 追記:
GPシリーズ開幕まで1週間となりました。上記記事を書いた6月以降の出来事、新たに明らかになったことなどをまとめると…:
・出場選手に大きな変更はなし。
・ロシェット、中野、ジャンは3−3回転のコンビネーションを跳べそう。
・浅田真央、キム・ヨナ、中野は、そこそこ好調。安藤、村主は不安。マイズナー、ヒューズら米国勢は不明。
…といったところでしょうか。
以上を踏まえて、ファイナル進出選手の予想をすると・・・
浅田真央、キム・ヨナ、マイズナー、安藤美姫、中野友加里、コストナー

でしょうか。ただ、僅差で、ロシェット、マイアー、ジャン、村主章枝が追う展開かと思われます。でも、どうなるか分かりませんね。いつも予想を外しているので…。試合の結果もさることながら、テレ朝の中継の品質のほうが気がかりです。場合によってはまた苦情を書くかも。
===================
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フィギュアスケート・グランプリファイナル、浅田真央連覇ならず、テレビ朝日の放送は改善されず。
多忙のためブログの更新をさぼってました。今さらですが、グランプリファイナルの話を…(遅っ)。
詳細はこちら:ISU Grand Prix Final 2006/2007, Result Details

■ 残念な大会:
本大会は、以下のように残念なことが数多く起こり、すっきりしない大会となりました。
○日本人選手の体調不良者続出:
・高橋大輔・安藤美姫: 腹痛・気分悪い(ノロウィルスか?という報道もありましたが、安藤は単なる風邪と診断されていた。しかし2人は同じモロゾフ組だけに原因究明と再発防止をお願いしたい。)
・浅田真央: アレルギー性鼻炎発症、喉にも来た…(ホテルで禁煙ルームが取れなかったからという報道があったが。何とかしてあげられなかったのか。)
・村主章枝: 時差ボケ?で睡眠不足(ベテランなのに。他に原因はなかったのか。)
○米国の男子2名が棄権:
日本勢の体調不良とは対照的に、アメリカ勢は、ライサチェク、ジョニー・ウィアーの2人とも故障による棄権でした。単なる偶然なのだろうか?
○大会の運営に問題はなかったのか:
初日のSPでは、村主・マイアー・セベスチャンの3名のバスが大渋滞で会場入りが大幅に遅れた。村主の不調の原因の一端はここにあったのだろう(本人もインタビューで言ってた)。こんなことがあっていいのだろうか。オフィシャルホテルの選定に問題はなかったのだろうか。日本人選手の体調不良との関連はなかったのか。また、テレ朝の放送の中で伊藤みどりが言っていたが「(浅田真央が)普段滑っているリンクより、こっちのリンクは氷が硬かった」らしい。会場の環境はどうだったのだろうか。
○結論:
あまりにも不思議な現象が続いて日本人選手が総崩れしたせいか、これは、男子・女子シングルのファイナル出場選手がいなかった開催国ロシアの陰謀か?なんて噂もありましたが、そこまでは考えすぎでしょうね。私はむしろ、テレビ朝日の放送の酷さが招いた(バチがあたった)結果であるという解釈もできると思うのです。テレビ朝日が日本人選手に無用のプレッシャーをかけ、試合会場でも無神経にカメラを回したりインタビューをしたり…、そうした一連のことが選手のコンディションに悪影響を与え、今回の結果を招いた、とでも考えないと気がすみません。

■テレビ朝日の放送が全く改善されず:
以前、当ブログのこちらの記事で、テレビ朝日の放送の問題点を列挙しました。このうちいくつかでも改善してくれればと思いながらグランプリシリーズの放送を見続けていたのですが、結局ファイナルまで、ことごとく改善されませんでした。
-----
・SPではプレオベール、FSではセベスチャンの演技が省略されました。他に無駄な映像がたくさんあったのに…。
・表彰式の映像がほとんどありませんでした。誰が優勝したんだっけ?…と思ってしまうくらい、優勝選手に対する敬意が全く無い、日本人選手偏重の放送でした。
・その他、画面の無駄な文字の表示、アナウンサーの実況など、全てにおいて全く改善なし。
・フリーは、放送が遅すぎた。1日近くの遅れ。新聞の朝刊に結果が掲載された後の放送だった。そのせいか(裏番組でサッカーがあったせいもあるが)、フリーのほうがSPより視聴率が低かった。生中継可能な時間帯だったので、生中継したらよかったのに…。
-----
…まあ、これで今季はテレビ朝日の中継から解放されて、やれやれ…という思いです。来季はNHKの放映権奪還に期待してます。受信料値上げしてもいいからお願いしますよ。

■ 試合の結果:
女子の結果:
1. キム・ユナ 184.20 (SP: 65.06, FS: 119.14)
2. 浅田真央 172.52 (SP: 69.34, FS: 103.18)
3. マイアー 170.28 (SP: 59.46, FS: 110.82)
4. 村主章枝 158.78 (SP: 55.14, FS: 103.64)
5. 安藤美姫 157.32 (SP: 67.52, FS: 89.80)
6. セベスチャン 142.69 (SP: 49.40, FS: 93.29)

○キム・ヨナ優勝、浅田真央2位:
私が今回のGPファイナルで注目していたのは以下の2点:
(1)世界選手権代表の内々定を最初にとる(=ファイナル日本人最上位でメダル)のは誰か?
(2)浅田真央は、キム・ユナにリベンジできるのか?
※全日本選手権や世界選手権に比べれば、GPファイナルは優勝することの価値が低いので、この(1)(2)の2点が重要だったのです。結果は・・・
(1):女子は浅田真央が日本人最上位で、事実上の世界選手権代表内定となりました。順当な結果で安心しました。(全日本選手権の後、正式に代表が決まりました。女子は浅田・安藤・中野)。
(2):浅田真央のリベンジはなりませんでした。昨季の世界ジュニアに続いて連敗したことで、キム・ユナに対する苦手意識ができないといいのですが…。浅田真央は、SPの演技は非常に良かった(内容はNHK杯よりも良かった:本人談)だけに、FSもNHK杯以上の演技で総合200点超を期待したのですが…。演技冒頭のトリプルアクセルの失敗を引きずってしまったようでした。アメリカ大会での失敗の教訓(3Aで失敗しても後で挽回すればいい!と試合前のインタビューでも言ってたのだが)と、NHK杯でつけた自信を、生かすことができなかったのが残念でした。

○安藤美姫のフリー:
ジャンプがボロボロで、フリーだけだと最下位でした。体調不良のせいもあるだろうが、あまりにも失敗しすぎた。よく見ると、トウをつくジャンプの失敗が目立った(2A, 3Sは跳べてた)。この点について、荒川静香が、トゥをつくジャンプは一度失敗してしまうとタイミングがつかめなくなって失敗を重ねることがあるが、それが出たのでは…、と言っていた。安藤の3Lz,3F,3Tは、コンディション次第では非常に危ないと思って見たほうがいいのかもしれない・・・。

■ 浅田真央vsキム・ヨナ:
GPファイナルの結果を踏まえて、この2人のことや、浅田真央の演技の内容などについて、いくつか書きたいことがあるのですが・・・:
・浅田真央とキム・ユナの得点能力の比較(昨季から成長した点など)
・キム・ユナの今後の課題
・浅田真央のトリプルアクセルとフリーの演技の内容の検証
・浅田真央のSP「ノクターン」の各試合での高得点の微妙な差の比較分析
……すみません。これらは後日、時間があるときに書きたいと思います。

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フィギュアスケートGPシリーズ2006/2007総括・GPファイナル展望
フィギュアスケート・グランプリシリーズ2006/2007が終了しました。女子シングルについて総括させていただきます。
※当ブログでは、昨シーズンも同様のまとめ記事を書いてます。暇だったら比較してみてください。
各大会での女子の各選手のスコア(上位のみ)は以下のとおり:
No, [開催地#順位], 得点, 名前, (所属国)
01 [JPN#1] 199.52 浅田真央 (JPN)
02 [USA#1] 192.59 安藤美姫 (JPN)
03 [FRA#1] 184.54 キム・ユナ (KOR)
04 [JPN#2] 179.31 村主章枝 (JPN)
05 [USA#2] 177.78 マイスナー (USA)
06 [FRA#2] 174.44 安藤美姫 (JPN)
07 [CAN#1] 173.86 ロシェット (CAN)
08 [USA#3] 171.23 浅田真央 (JPN)
09 [USA#4] 169.01 マイアー (SUI)
10 [CAN#2] 168.76 村主章枝 (JPN)
11 [CAN#3] 168.48 キム・ユナ (KOR)
12 [CAN#4] 163.69 シズニー (USA)
13 [CAN#5] 161.58 ポイキオ (FIN)
14 [JPN#3] 160.93 中野友加里 (JPN)
15 [RUS#1] 159.17 マイアー (SUI)
16 [FRA#3] 158.03 マイスナー (USA)
17 [CHN#1] 153.80 セベスチャン (HUN)
18 [FRA#4] 151.52 ロシェット (CAN)
19 [CHN#2] 151.27 中野友加里 (JPN)
20 [CHN#3] 151.12 ヒューズ (USA)
21 [CAN#6] 150.92 リュン (CAN)
22 [FRA#5] 148.81 ポイキオ (FIN)
23 [USA#5] 147.34 ヒューズ (USA)
24 [CAN#7] 146.95 恩田美栄 (JPN)
25 [RUS#2] 146.75 セベスチャン (HUN)
青字はGPファイナル進出選手
◇ 分かりやすく書くと・・・
浅田真央(370.75) ≧ 安藤美姫(367.03) >> キム・ユナ(353.02) ≧ 村主章枝(348.07) >> マイスナー(335.81) > マイアー(328.18) ≧ ロシェット(325.38) >> 中野友加里(312.20) ≧ ポイキオ(310.39) > セベスチャン(300.55) ≧ ヒューズ(298.46) ・・・。
※(数字)は、2試合の合計得点。
◇ 残念だったのは・・・
トリノ五輪メダリスト(スルツカヤ・コーエン・荒川静香)の不出場・引退、コストナー・ゲデバニシビリの欠場、ソコロワの不調、浅田舞・澤田亜紀が表彰台に届かず…、など。
中国大会・ロシア大会が極端にレベルが低かった(想定の範囲内のことだったが)。中国・ロシアでの優勝スコアは、カナダでは6位相当。
◇ 日本人選手の表彰台占有率は 50%(=9/18)。荒川不在の中、昨シーズンの55.5%(=10/18)から微減にとどめたのは素晴らしい。
◇ 詳細はこちら: Grand Prix of Figure Skating 2006/2007 FINAL RESULT

■ファイナル進出予想の反省・・・
当ブログでは、8月にGPシリーズの展望・ファイナル進出予想の記事を書きました。それについての反省を少し・・・。

○8月の時点での予想:浅田真央、キム・ユナ、マイスナー・村主(4強)、ソコロワ(組合せがいい)、中野(僅差で決めるか…)。
○結果:マイスナー、ソコロワ、中野が外れ、代わりに、安藤、マイアー、セベスチャンがファイナル進出を決めました。
○ポイント(1):2試合で優勝する選手がいなかった⇒ファイナル進出のボーダーラインが高くなった。昨季はスルツカヤが2試合で優勝し、ポイントを多くとったため、他の上位選手のポイントが相対的に低くなり、ボーダーライン(2試合の順位の組合せ)は2位・4位だった。しかし、今季は、6試合とも違う選手が優勝したため、上位選手のポイントが拮抗する形となり、ボーダーが1位・4位に上がった。その結果、1位・4位のロシェット、2位・3位のマイズナー・中野がファイナル進出を逃した。マイズナー・中野の2位・3位は予想どおりだったが、ボーダーラインが上がったのは予想外だった。
○ポイント(2):安藤美姫がここまで復調しているとは、8月の時点では予想できなかった。これはもう、恐れ入りました、ごめんなさい、としか言えません。実質的には、上記のスコアからも分かるとおり、4強ではなく5強でしたね。
○ポイント(3):ソコロワが予想外の不調。レベルの低い中国大会・ロシア大会の出場選手の中では最も実力があるのに、残念な結果に。結局、同じ試合に出たセベスチャンが、低いスコアながら1位・2位をとりファイナル進出を決めました。またロシア大会で優勝したマイアーもファイナル進出を決めました。

■グランプリファイナル展望:
ファイナルは、12/14〜12/17に、ロシア・サンクトペテルブルクで開催されます。女子は、安藤美姫、ユリア・セベスチャン、浅田真央、キム・ユナ、村主章枝、サラ・マイアーの6名が出場予定。詳細はこちら:ISU Grand Prix of Figure Skating Final 2006/2007。テレビ朝日系で放送予定あり(半日以上遅れての録画中継)。
展開としては、アジア勢4人の表彰台争い、欧州勢2人の脱最下位争い、という構図が予想される。優勝争いという点では、浅田真央が一歩リードし、キム・ユナ、安藤美姫が2・3番手で追う形か。ただ、この10代の3人が総崩れすれば、村主にも勝機がある。その他、特に以下の2点に注目したい。

◆(1) 日本勢の世界選手権代表選考の行方は:
ファイナルで日本人最高位でメダルを獲れば、事実上の3月の世界選手権の代表内定となる(全日本選手権でよほど悪い成績でない限り…)。浅田・安藤・村主の誰が最上位の順位で早々に内々定をとるのか、というのが最大の注目点だ。また、順当に行けば、この3人が全日本でも上位の成績をとって世界選手権代表に選ばれる可能性が高いが、もし、ファイナルで調子を崩すと、それを引きずったまま全日本でも成績が出せず、世界選手権代表を逃すことにもなりかねない。その辺りにも要注意。

◆(2) 浅田真央、金妍兒へのリベンジ&200点超えなるか:
おそらく浅田真央にとって今季最も重要な課題は、全日本選手権、世界選手権で勝つことだろうが、それに加えて、キム・ヨナへのリベンジを果たすことも頭にあるだろう。昨季の世界ジュニアで惨敗し「こんなにくやしい思いをしたのは初めて」と言っていた。それ以来の直接対決なので、ここで勝って気分的にもすっきりしたいはずだ。また今後もライバルとして争う相手なので、ここで「浅田がキムより上」ということをジャッジやマスコミに印象付けておきたいところ。また、NHK杯であと一歩のところで逃した200点の大台に乗せられるのか、注目したい。ノーミスの完璧な演技ができれば200点を軽く越えるだろう。それは、女子フィギュアスケートの歴史の新たな節目となることだと思う。
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blog1 | ▲ フィギュアスケート・一般 | 04:24 | comments(6) | trackbacks(13) |
フィギュアスケート NHK杯の展望、グランプリファイナル進出選手は…。
今季のグランプリシリーズ最終戦「2006NHK杯国際フィギュアスケート競技大会 (NHK Trophy)」が、11/30〜12/3の間、開催されます。詳細はNHK杯公式サイトを参照。
○ 今年もNHKのBShiで生中継があります。12/1(金)の女子SPは会社早退して生中継見ようかと画策中。テレビ朝日から解放されて嬉しい。
○ 12/2(土)の男子SP・FD・女子FSは、長野ビッグハットで生観戦します。楽しみ…。
【試合の展望】
◇ 女子は、コストナー、ゲデバニシビリが欠場し、有力な外国人選手がいないため、日本人3人(浅田真央・村主章枝・中野友加里)が表彰台を独占する可能性が高い。3人の今季GP初戦のスコア(浅田:171.23, 村主:168.76, 中野:151.27)や昨季の実績等を考えると、順位は 1.浅田, 2.村主, 3.中野、または少し入れ替わる程度か。
◇ 男子は、ランビエール、織田信成、高橋大輔の優勝争いか。本来ならランビエールが本命と言いたいが、GP初戦の出来からすると、織田信成に勝機あり。小塚崇彦はシニアの試合に慣れれば表彰台争いに加わるかも。(今季GP初戦のスコアは、織田:231.39, ランビエール:210.70, 高橋:208.21, 小塚:177.85)
※ランビエールは、残念ながら欠場だそうです。

【ファイナル進出者は誰になるのか】
女子は、ロシア大会終了時点で、6枠中4枠が確定。ポイントは以下のとおり。
1.安藤美姫 ― 28pt (1位+2位, 合計点 367.03) *確定
2.ユリア・セベスチャン ― 28pt (1位+2位, 合計点 300.55) *確定
3.キム・ユナ ― 26pt (1位+3位, 合計点 353.02) *確定
4.サラ・マイアー ― 24pt (1位+4位, 合計点 328.18) *確定
----------
5.ジョアニー・ロシェット ― 24pt (1位+4位, 合計点 325.38)
6.キミー・マイスナー ― 24pt (2位+3位, 合計点 335.81)
?.村主章枝 13pt +? (2位+?,合計点 168.76+?)
?.中野友加里 13pt +? (2位+?,合計点 151.27+?)
?.浅田真央 11pt +? (3位+,合計点 171.23+?)
※ポイントが同点の場合、最高順位→合計点→…の優劣で順位を決める。


●ファイナルの残りの枠は2つ。NHK杯の順位次第で、以下の組合せが考えられる。
1) 1.浅田, 2.村主(or中野)
⇒ 浅田, 村主(or中野) がファイナル進出。
2) 1.浅田, 2.外国人, または
3) 1.外国人, 2.浅田(高い点)
⇒ 浅田,ロシェット がファイナル進出。
4) 1.村主, 2. 中野 (または逆)
⇒ 村主, 中野 がファイナル進出。
5) 1.村主(or中野), 2.浅田or外国人, または
6) 1.外国人, 2.村主(or中野)
⇒ 村主(or中野),ロシェット がファイナル進出。
7) 1.外国人,2.外国人(or浅田が低い点), 3.外国人(or日本人が低い点)
⇒ ロシェット,マイスナー がファイナル進出。

※つまり、
浅田真央は NHK杯で優勝しないとファイナルには行けなさそう。
・村主・中野は NHK杯2位以上ならファイナル確定。

【グランプリファイナルに出場する意味について】
昨季のGPファイナルは、出場するだけでトリノ五輪代表選考のポイントが加算されるというメリットがあったため、ファイナル進出は重要だった。しかし今季は状況が全く違う。今季の世界選手権(東京)の選考基準は、原則として全日本選手権の一発勝負(ただし複数枠がある場合、GPファイナルメダリストに限り最上位1名のみ事実上内定)である。

世界選手権を最終目標と考えた場合、せっかくファイナルに出ても、日本人トップの成績でメダルを獲らなければ意味がない。全日本選手権で少しでも良い成績をとるには、あえてGPファイナルには出ないで全日本選手権に照準を絞って調整をしたほうが有利かもしれない。昨季の例を見れば分かる。

《2005/2006シーズンのファイナル進出選手と全日本の成績の関係》
村主章枝:ファイナル逃す ⇒ 全日本1位 ⇒ トリノ代表
荒川静香:ファイナル逃す ⇒ 全日本3位 ⇒ トリノ代表
恩田美栄:ファイナル逃す ⇒ 全日本4位
中野友加里:ファイナル進出・3位 ⇒ 全日本5位
安藤美姫:ファイナル進出・4位 ⇒ 全日本6位 ⇒ 辛うじてトリノ代表
(浅田真央は、ファイナル進出・1位 ⇒ 全日本2位 だったが、五輪出場資格がなかったため比較する意味がない)

はたして今季は、昨季のようにファイナル出場選手と全日本の上位選手が一致しない状態になるのかどうか、それが世界選手権の選考にどう響くのか、興味あるところ・・・。NHK杯に出場する選手には「ファイナルに出られなくても全日本で頑張ればいいや」というくらいの気楽な気分で臨んでもらえればと思う・・・。特に浅田真央には、優勝しなければ…というプレッシャーを感じずに伸び伸び演技してもらいたいし、テレビ朝日は変なプレッシャーをかけないでほしい(結局これが言いたかった)。
blog1 | ▲ フィギュアスケート・一般 | 00:43 | comments(0) | trackbacks(4) |
イリーナ・スルツカヤ、引退報道を否定、ミシェル・クワンは米国広報大使に。
クワン、スルツカヤに関する記事2件と、両選手の今後について・・・
『ライス米国務長官は9日、香港生まれの米フィギュアスケート選手、ミシェル・クワンさん(26)を、米国初の広報大使に任命した。クワンさんは、五輪で2度メダルを獲得した米フィギュア界のスーパースター。
来年初めに親善特使として中国を訪問するのが、クワンさんの初仕事となる。ライス長官は、クワンさんは中国移民の娘として生まれ、アメリカンドリームを実現したと紹介した。また、クワンさんの大きな使命の1つは、世界中の若者と話をし、米国の民主主義の原則に対する理解を深めることだと述べた。
クワンさんは、常に国に奉仕し、貢献したいと望んでいたが、広報大使に選ばれたことでそれが実現すると思うと語った。』(2006/11/10, 時事通信)
『このほど現役から退くと報じられたフィギュアスケート女子で世界選手権を2度制したイリーナ・スルツカヤ(27)=ロシア=が7日、「まだ終わっていない」と話し、引退説を否定した。
アイスショーに出演するために滞在している米国で電話取材に応じた。トリノ五輪で3位に終わった後はアイスショーなどへの参加が続き、今季のグランプリ(GP)シリーズや主要競技会へは参加していない。だが「1月にロシア選手権がある。その気になれば準備はできる」と出場に含みを持たせた。
母国ロシアから伝えられた引退報道の内容に、寝耳に水だったというスルツカヤは「ばかげた話。記事を書いた記者に会ってみたい」と話した。』(2006/11/08, AP共同)
スルツカヤ、クワンとも、この調子だと二度と試合で滑る姿を見られないまま引退してしまう可能性がある。そうだとすると実に寂しい。何と言っても、この2人のスケート界における功績・存在感はあまりにも大きい。もし近年で最も偉大な女子のスケーターを3人挙げるとしたら、

・ミシェル・クワン
・イリーナ・スルツカヤ
・伊藤みどり


…だと思う。真に実力・才能・実績のある選手といえばこの3人だろう。(カタリーナ・ヴィットは?という意見もありそうだが全盛期をあまり覚えてないので敢えて書きません。すみません。また今後は浅田真央がこの3人を超えてくれると期待しています)。

この3人は、五輪で本命視されながら金メダルを逃すという不運があった。スルツカヤ、クワンに次回の五輪で金メダルを目指せというのは年齢的に酷だろうが、ファンとしては、本当の強い選手にこそ金メダルを獲らせてあげたかった、という思いが残る……。

とにかく、スルツカヤ、クワンにはまだまだ競技生活を続けてほしい。実は私は、クワンの演技を会場で生で観たことが一度もない。スルツカヤも2回しか観たことがない。できれば、3月の世界選手権(東京)で観たいと思っていたのだが、やはり無理か。クワンは今季は学業に専念するとも言ってたっけ。

クワンは「常に国に奉仕し、貢献したいと望んでいたが、広報大使に選ばれたことでそれが実現する」と言っている。立派な発言だが、政府にいいように利用されないよう気をつけてほしい。本当に世の中に貢献したいのなら、大使ではなく選手として、試合で滑ってほしいと思う。多くのファンがそれを望んでいる。
blog1 | ▲ フィギュアスケート・一般 | 12:23 | comments(5) | trackbacks(1) |
フィギュアスケートGPシリーズ開幕、安藤美姫優勝・浅田真央3位、テレビ朝日の放送にひと言
フィギュアスケート・グランプリシリーズ2006/2007が開幕しました。初戦のアメリカ大会・女子シングルの成績は以下のとおり。
(1)安藤美姫 192.59 (2)キミー・マイズナー 177.78 (3)浅田真央 171.23 (4)サラ・マイアー 169.01 (5)エミリー・ヒューズ 147.34 (6)浅田舞 138.29 (以下略)
詳細は、Skate America 2006, Result Details

【試合の結果などについて】
SP・FSとも朝(日本時間)からリアルタイムで、ISUのサイトのスコアをチェックしてました。今回は、スコアを見て驚くことが多く、後でテレビの放送を見るのが楽しみだったり恐かったりしたのですが・・・
○安藤美姫:
[SP]先日のキャンベルから、コンビネーションジャンプを3-2から3-3に変えた分だけ点が伸びたというところか。相変わらず調子良さそう。
[FS]スコア(FS:125.85)はかなり高くて驚いたが、それよりTES:70.73は驚異的。PCS:55.12との差が15点以上もあるというのは記憶にない。ある意味バランスが悪いような…。実際、夜テレビの放送を見ると、ただTESを稼ぐために各要素を丁寧にやっているだけで演技全体の完成度は低いように思えた。125点台の演技にしては印象がよくない。でもそこを改善すればPCSでも60点くらい出そうなのでまだ伸びるかも。安藤はシニアの国際大会初優勝ですね。おめでとうございます。
○キミー・マイスナー:
調子が悪くてもそれなりにスコアをまとめてくる力がついたように思えた。フリーでは、浅田真央の結果を見た後、3-3を1回だけにして安全運転で勝ちにきたのだろう。しかし、FS:118.96点で大喜びしていたのは意外だった。世界チャンピオンなのだからもっと目標が高くてもいいのでは。
○浅田真央:
[SP]スコアが期待以上に高かった(SP:68.84)ので、夜テレビを見るのが楽しみだった。実際、本当に素晴らしかった。この「ノクターン」は今まで見た女子SPでは最高傑作と言ってもいいくらい。しかもまだスピンのTESなど伸びる余地がある。
[FS]点数(FS:102.39)が出た瞬間は目を疑った。昨季の世界ジュニアの悪夢の再現かと…。夜のテレビを見るのが気が重かったが、放送を見てみると、世界ジュニアのときほど気落ちした様子ではなかったので少し安心した。ステップから入る3Aも、本番では失敗したが、6分練習では簡単そうに決めていたので、技術的な問題は無さそう。次のNHK杯のフリーは長野まで観に行くので、ノーミスの「チャルダッシュ」がどんなものになるのか見てみたい。
○浅田舞:
SP・FSとも昨シーズンより明らかに滑りや身のこなしが良くなってますね。ジャンプのミスさえなければかなり点が伸びそうなので次の中国大会に期待したいです。

【テレビ朝日の放送について】
テレビ朝日の今回のフィギュアスケート録画中継には、不満な点、不可解な点が多く、見ていて非常にストレスを感じました。いかにも、フィギュアの放送にたくさん予算がついたから、何も分かっていない担当者が必要以上にはりきって何か演出効果でも出そうと思っていろんなことをやってみました、という感じ。でも視聴者にはいい迷惑です。もし私がフィギュアスケートファンじゃなかったら、きっと途中でチャンネルを変えていたと思う。今後改善されないのなら、本当にNHKに放映権を返上してほしい。ファンが大勢団結して決起すれば、抗議運動とか何かできるかも…とも思うのだが…。以下、問題点を指摘させていただきます。

画面の文字が邪魔すぎる。選手の氏名の上に表示されるキャッチフレーズ(「ミラクルマオ」「ミキティスマイルagain」など)、画面右上の説明文(「日本VS世界 壮絶な氷上サバイバル」「1位真央2位安藤 いよいよ今日決着!」など)、次に跳ぶジャンプ(「NEXT 3ルッツ」など )は全て邪魔なので削除してほしい。選手の顔が文字で隠れることが何度もあった。こうした文字による脚色は、たまたまチャンネルを合わせた関心の低い視聴者の注意を引くこと、つまり視聴率を少しでも上げることが目的なのだろうが、熱心な視聴者にとっては迷惑でしかない。あんな文字だらけの窮屈で圧迫感のある画面には耐えられない。スポンサーも、あんな稚拙な視聴率対策をされるとかえってイメージが悪くなって困るだろうに。録画して繰り返し観る者の身にもなってほしい。NHK・フジテレビ・J SPORT のようにシンプルにしてほしい。

実況のアナウンサー(角澤照治・森下桂吉とも)が勉強不足。昨季のGPファイナルから成長していない。事実に反する発言、無駄な発言が多すぎる。あの程度のことしか喋れないのなら、演技中は一言も喋らないでほしい。見てれば分かるようなことはわざわざ言わなくていい。ジャンプ成功時の「決めてきました…」などは不要だし「転倒!」の声も大きすぎる。もっと上品にやってくれ。だいたい、音楽より実況の声が大きいのは耳障りで仕方がない。抑制をきかせてほしい。NHKの刈屋アナを見習え。しかし、解説の佐藤有香がうまく対処してくれてた。無駄な実況の発言に対しては、完全に無視したり、「そうですね」とだけ言って話を切ったりして、雑音を最小限に食い止めてくれたのは偉い。

時間配分があまりにもひどい。過不足だらけ。以下、時間配分に関する問題点・・・
スタジオトークが無駄に長すぎる。特に松岡修造が五月蝿すぎる(覚悟はしていたが…)。視聴者は、現地のリンクの映像を見て臨場感を感じたいのであって、スタジオの中継の映像なんて1秒も見たくない。
荒川静香にむりやり多く喋らせようとするのもやめてほしい。特に浅田真央については喋りにくそうだった。昨シーズンの直接対決で、荒川静香は浅田真央に3戦全敗したのだから、負い目もあるだろうし、客観的に喋るのは難しいだろうに。少しは配慮してやれ。(次のカナダ大会の放送で村主章枝について荒川がどれだけ喋れるのかも心配だが…。)
表彰式がなかったのが非常に残念。NHKでは、短い放送時間の中でも表彰式もきちんと放送してくれてたのに…。表彰式の映像は、ファンにとっては演技と同じくらい重要なものであるし、表彰式を見ないと試合を最後まで見た気がしない。消化不良だ。
◇29日のフリーの放送の中盤に、前日の真央・安藤のSPの演技を映像を全部流すのは、あまりにも時間の無駄
演技を放送する選手の選定基準が不可解。SP・FS両方を放送したのは (1)安藤(2)マイスナー(3)真央(5)ヒューズ(6)舞(7)コルピ。なぜ4位(フリーだけなら3位)のマイヤーのフリーが放送されなかったのか。また、そのわりに下位の選手の放送が多かったのも不思議。
blog1 | ▲ フィギュアスケート・一般 | 00:13 | comments(24) | trackbacks(9) |
2007年カレンダー購入検討・・・フィギュアスケートのカレンダーは?
もうすでにオンラインショップ等では2007年カレンダーの予約・販売が始まっているようですね。カレンダーは、毎年、年が明けて1月下旬頃に半額くらいに値引きされてから店頭で買っているのですが、最近は3割引くらいまでしか下げてくれない店が多いですね。半額まで下がるのは、出来の悪いカレンダーだけのように思われます。

2007年卓上カレンダー書き込み可能な卓上カレンダーの便利さに気付いて以来、ここ数年は卓上カレンダーを必ず買っています。卓上カレンダーが手帳の役割を兼ねるようになってしまって、今では手帳を使わなくなってしまったほどです。でもやはり、部屋の飾りとして壁にかけるカレンダーを買うこともありますね。

荒川静香カレンダー荒川静香2007年カレンダーは、やはり気になりますね、フィギュアスケートファンとしては…。現役を引退してプロになったから、荒川静香個人としてカレンダーを出せるようになったのでしょうか。私としては「浅田真央カレンダー」とか「浅田姉妹カレンダー」が出れば迷わず買いたいところですが…、まだ無理でしょうか。浅田真央のカレンダーが出たら相当売れそうなのに…。そういえば、フィギュアスケート選手のカレンダーとしては、2006年は、「氷上の妖精たち(安藤美姫ほか) 2006年度 カレンダー」という日本スケート連盟公認カレンダーありましたが、2007年は同様のものは出ないのでしょうか。

フィギュアスケート以外では・・・いくつか表紙のデザインをチェックしてみた限りでは、長澤まさみカレンダー相武紗季カレンダー小倉優子カレンダー あたりが好印象でした。中身は見てませんが。とにかく、しばらく検討してからカレンダーを買いたいと思います。たぶん今回は複数個買ってしまいそう…。
blog1 | ▲ フィギュアスケート・一般 | 04:29 | comments(0) | trackbacks(2) |
フィギュアスケート 2006/2007グランプリシリーズ展望
久しぶりにフィギュアスケートのことでも書いてみます。気が早いですが今季のグランプリシリーズ(女子シングル)の展望です。詳細は、Grand Prix of Figure Skating 2006/2007 ENTRIES LADIES

■主な出場予定選手:
USA: 浅田真央、マイスナー、安藤、ヒューズ、マイヤー、テイラー、浅田舞
CAN: キム・ユナ、村主、ロシェット、テイラー、恩田
CHN: 中野、ソコロワ、ヒューズ、ゲデバニシビリ、澤田
FRA: マイスナー、キム・ユナ、ロシェット、コストナー、安藤
RUS: ソコロワ、マイヤー、恩田、澤田
JPN: 浅田真央、村主、コストナー、中野、ゲデバニシビリ
※(注) その後の変更: 浅田舞が中国大会に追加、ゲデバニシビリが中国大会・NHK杯を欠場、コストナーがフランス大会・NHK杯を欠場、の予定。

■ファイナル進出予想:
昨季のグランプリファイナルは東京開催だったため早めにチケットを買っていました。だから誰がファイナルに進出するのか気になって仕方ありませんでした。それで、このブログでも予想をしてみましたが、適当な予想だったので思いっきり外しました。今季は、生観戦しないので関心度は昨季ほど高くありませんが、懲りずに予想だけはしてみます・・・。

まず、実力・得点能力的には、浅田真央、キム・ヨナ、キミー・マイズナー、村主章枝の4人(仮に四強とする)が一歩リードしていると言えるでしょう。また、組合せ的にはソコロワが非常に恵まれています。これら5選手の出場する試合を見てみると・・・
USA: 浅田真央、マイスナー
CAN: キム・ユナ、村主
CHN: ソコロワ
FRA: マイスナー、キム・ユナ
RUS: ソコロワ
JPN: 浅田真央、村主
上記の四強は、4試合(アメリカ、カナダ、フランス、日本)に2人ずつ、きれいに分散されています。四強のうち1人だけが出る試合があると勝負が面白くなさそうだし、3人以上出る試合があると極端にレベルが高くなってバランスが悪くなりそうなので、その意味ではうまくばらけていると思います。この4人は、2試合とも3位以上の成績がとれる確率が高いため、ファイナル進出の可能性も高いでしょう。昨年は、2位・4位(≒3位・3位)がボーダーラインでしたが、今季も同様になると思われるので。(ちなみに昨季のGPシリーズは、スルツカヤ、浅田真央、サーシャ・コーエン、荒川静香が事実上の四強だったのですが、中国大会・フランス大会は、このうち3人ずつが出場するという極端にハイレベルな状態だったため、両大会に出場した荒川静香はともに3位という成績で運悪くファイナル進出を逃したのでした…。)

そして、この四強が一人も出ない(つまりレベルが低い)中国大会・ロシア大会に出場するのが、ソコロワです。思えば、今季のGPファイナルは、ロシア(サンクトペテルブルク)で開催されるので、ロシア人選手のファイナル進出を望んでいる関係者は多いでしょう。スルツカヤが参戦しないためソコロワに期待がかかるところでしょう。幸い、中国・ロシア大会は、ロシア人選手にとっては相性が良くて、昨シーズンはスルツカヤが中国大会・ロシア大会で圧勝してました。ソコロワにとっては奇妙なまでの追い風が吹いているようです。

以上の5人が有力で、残りの1枠をめぐって、中野、安藤、ロシェット、コストナー、ヒューズあたりが争うことになりそうです。昨季の実績や組合せなどを総合的に考慮すると、中野友加里が有利のような気がしています。

以上から、ファイナル進出選手予想は、浅田真央、キム・ユナ、マイスナー、村主、ソコロワ、中野・・・です。外れたらごめんなさい。

■その他見どころなど:

個人的には、アメリカ大会が一番楽しみですね。浅田真央とマイスナーの対決も見ものだし、浅田姉妹と安藤美姫の3人が揃って出るというのも楽しみです。マスコミが騒ぎそうだが・・・。NHKは、アメリカ大会だけは放送時間を拡大してくれないだろうか(…っていうか、今年もNHKですよね?民放はGPファイナルだけで十分…)。

個別の選手としては、シニアのGPシリーズ初出場となる浅田舞、澤田亜紀、キム・ユナ、ゲデバニシビリがどれだけの結果を出せるのか、注目したいところです。

あと、今季は、昨季からポイント(順位点)の計算の仕方が変わっているので要注意です (参照: 2006-2007 Grand Prix Announcement)。
今季: 1位 15点、2位 13点、3位 11点、4位 9点、5位 7点、6位 5点、7位 4点、8位 3点。
昨季: 1位 12点、2位 9点、3位 7点、4位 5点、5位 4点、6位 3点、7位 2点、8位 1点。

1位と2位の差が3点から2点に縮小され、4位と5位、5位と6位の差が1点から2点に拡大されたのがポイントです。このため、例えば、出場した2試合の順位が、「1位・6位」(選手A) と「3位・3位」(選手B)の場合を比較すると、昨季は選手A: 15点、選手B: 14点で1位・6位(選手A)が上でしたが、今季は選手A: 20点、選手B: 22点で3位・3位(選手B)のほうが上になる、という現象がおこります。
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■ 2006/09/23 追記:
上記で「NHKは、アメリカ大会だけは放送時間を拡大してくれないだろうか」と書きましたが、どうも今季のGPシリーズはNHKではなくテレビ朝日が放送するようです(がっかり・・・。さすがにNHK杯はNHKですが…)。テレビ番組の雑誌をいくつか立読みして見たところ、スケートアメリカは、10/28(土)に男子FSと女子SP、10/29(日)に女子FSを放送予定で、いずれもゴールデンタイムに2時間だそうです。うーん・・・世界選手権、五輪・GPファイナルならともかく、GPシリーズの1試合で、女子シングルばかりそこまでしなくても…と思うのですが・・・。

当然録画ですが、実際の演技の開始時刻(現地時間)は、女子シングルでは、SPが10/26(金)18:30,FSが10/28(土)17:30なので、時差を考慮すると、約12時間遅れの録画放送となります。何とかして何処かの国のネット放送の生中継を観たいと思いますが…。

昨季のGPファイナルのテレビ朝日の中継があまりにもヒドかったので、どこまで反省して改善してくれているのか、とても不安です。視聴率に固執するあまり番組の質が低下することのないよう気をつけてほしいものです。テレビ朝日への要望は以下のとおりです:
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(1) 一人でも多くの選手の演技を映してほしい。そのため無駄なVTRなどの演出は省いてほしい。
(2) ペア・アイスダンスも、せめて1位・2位の組の演技は、ノーカットで放送してほしい。
(3) 選手の演技中、余計な文字で画面を汚さないでほしい。(例えば昨季のGPファイナルの、浅田真央のSPの演技中は、『安藤ここまでトップ! ミラクルマオ 浅田真央』と大きな字で書いてあったが、邪魔でしかない)
(4) 実況のアナウンサーは、できるだけ喋らないようにしてほしい。また、新採点方式やジャンプの種類の区別など最低限の勉強はしてほしい。
(5) 松岡修造が映る時間を1秒でも短くしてほしい。
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※一言でいうと、テレ朝の担当者は、何も仕事しなくていいし、何もアピールしなくてもいいよ、ということです。人事考課よりも視聴者のことを考えてね、ということです。
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